対居飛車穴熊と角交換型、対四間以外の相振り定跡本
まだアマチュアだった今泉健司さんの初めての定跡本
先手中飛車の定跡本ですが条件付きで向かい飛車の指し方も載っています。
- 第1章 角交換型
- 第2章 相中飛車編
- 第3章 対一直線穴熊
- 第4章 左穴熊の戦い
- 第5章 向かい飛車編
- 第6章 次の一手
第1章 角交換型
第2章 相中飛車編
△44歩型
△64歩型
△35歩型
第3章 対一直線穴熊
美濃囲い編
相穴熊編
第4章 左穴熊の戦い
対三間飛車
相穴熊編
対向かい飛車編
第5章 向かい飛車編
第6章 次の一手
次の一手集46問
感想
対抗形は角交換型と対一直線穴熊。角交換型はアマチュア向きの
作戦で穴熊に組ませにくくする作戦。一直線穴熊は美濃囲いで
戦う作戦と、相穴熊で戦う作戦。棋風に合わせて選べるように
なっている。相振り飛車編は実践例がないためか対四間飛車は
載っていません。そして今でこそ相中飛車の本は出ていますが、
当時は鈴木九段の相振り中飛車で攻めつぶす本と、この本くらい
で貴重な本でした。対三間と向かい飛車は左穴熊で戦う指し方が
載っている。共に相穴熊まで載っていて安心して指せる。自分の
土俵で戦えるような構成で、大変お世話になった本でした。