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中飛車対右玉での一局。中飛車で有力だと思っている右玉対策の一つ
右玉だと分かってから対右玉用の駒組に。囲いは美濃囲いで、出来るだけ
端歩は突いておく。右玉を指したことがあるので分かるが、右玉側としては
玉側の端歩は省けない。もし突き返してこない場合は詰めておこう。この
端歩の意味は後に分かる。飛車を振りなおして桂頭の歩を交換したら浮き飛車
にする。石田流に組み替えたら58金左と締まって本美濃囲いにするのもいいが、
本譜は仕掛けた。まず65歩から同歩と取ると64歩と打ち込む。飛車が回って
きたが65歩を放置していたので64銀。ここから玉頭を攻めて勝勢?くらいに。
右玉は玉の広さが魅力だが、囲いが薄いので指しなれていないと指しこなすのが
難しい。まとめると飛車を振りなおして飛車先の歩を切り、浮き飛車にして
石田流に、そこからはアクセル全開で攻めまくると覚えればそれなりに指せる
かと思います。
棋譜
棋戦:将棋ウォーズ(10切)
持ち時間:10分切れ負け
先手:管理人
後手:C
▲5六歩 △8四歩 ▲7六歩 △6二銀 ▲5八飛 △6四歩
▲4八玉 △6三銀 ▲6八銀 △4二銀 ▲5五歩 △4四歩
▲5七銀 △4三銀 ▲5六銀 △3四歩 ▲3八玉 △1四歩
▲2八玉 △7四歩 ▲1六歩 △7三桂 ▲6六歩 △6二玉
▲3八銀 △7二金 ▲9六歩 △9四歩 ▲7八飛 △4二金
▲7五歩 △同 歩 ▲同 飛 △7四歩 ▲7六飛 △8一飛
▲7七桂 △3三桂 ▲9七角 △5四歩 ▲6五歩 △5五歩
▲同 銀 △5一飛 ▲6四銀 △同 銀 ▲同 歩 △5七飛成
▲6三銀 △同 金 ▲同歩成 △同 玉 ▲4二角成 △5三銀
▲6四歩 △同 玉 ▲6五歩 △5四玉 ▲6四金 △同 銀
▲同 馬 △4五玉 ▲4六銀 △同 龍 ▲同 歩 △3五玉
▲2六飛 △2五桂 ▲4二馬 △7五歩 ▲3六金
まで71手で先手の勝ち
盤
初手56歩。2手目、84歩。4手目、62銀で居飛車。5手目、58飛で中飛車
11手目、5筋位取り。22手目、糸谷流右玉ほぼ確定。23手目、桂馬が跳ねて
来ないように突いておく。25手目、ここらへんで美濃囲いに囲っておく。
27手目、端歩の打診。29手目、78飛と振り直し。40手目、取らないほうが
いい。42手目、55歩と取り込んできたので同銀。45手目から玉頭を攻めていき
53手目で金を取って馬が出来る。65手目、同馬で詰んでいたと思うがうっかりで
見逃し。そこからは包囲網を狭めていき71手目頭金で詰みました。